kassei

2015.06.04

築120年古民家の解体現場調査

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はじめまして、設計・現場を担当している浦田です。
ホームページができて初めてのブログ投稿ですこし緊張しています・・!

さて、さっそくですが御船町水越地区に解体直前の古民家見学に行ってきたのでそのご報告です。

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今回の目的は、今から見に行く古民家の古材(古い柱や梁、建具)の買い取りの見積りです。
ここの古民家、前に一度下見に行ったのですが、とても大きな梁や柱が使用されていて、
「このまま解体されてゴミになってしまうのはもったいないなぁ」と感じ、
以前事務所に開店のあいさつに来られた【ウッドデザイン計画室】さんに見積りの依頼をしました。

まずは、大津の古材倉庫にて待ち合わせ。
10分後ウッドデザイン計画室の藤本さんと初対面。明るくてとても感じのいい方でした。
倉庫の向かいにある、昔の農機具置き場を買い取って、少しずつ改修されていました。(将来ジャズ喫茶にする野望があるそうです)


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大津町から水越地区まで約1時間ほどで到着。
相変わらずここの空気は清々しくて気持ちがいい!!
とても大きな古民家ですが、屋根は3分の1ほど腐って下に落ちてしまっている状態です。
どんな部分が買い取り対象になるのかワクワクしながら見ていました。

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藤本さんによると、「建具や、基礎に使用してある基礎石など、柱や梁は、大きいものでなくても買い取りする。」
とのことで、安心しました。
見積り用の写真を撮ってもらった後は、みんなで古民家の探検のような状態になってしまいました。
探検大好きなので、とても楽しかったです。

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そして最後は、この古民家のすぐ裏手にある薬師堂へ行きました。
地元のおじさんの話によると、ここの薬師堂、あの織田信長!の家臣の手によって焼き討ちにあったという悲しい過去があるようです。
その横にそびえたつ推定樹齢500年の大イチョウに感動し自然の力強さを肌で感じました。

これから古くなった古民家がどんどん壊されていくかと思うとなんだか悲しくなってしまいました。
古い家に使われている古材は、調べて見れば使える物がたくさんあります。
そういった建物を上手に残していってこそ日本の古い家屋の価値が高まるのではないかと思いました。

大工を15年勤めてきた私にとって、古民家のような先人の知恵や技術が詰まった建造物は
仕事の中でも本当に学びの多い素敵な機会です!
もし、そのようなお話があれば是非教えて下さい。

最後まで読んでいただき有難うございました。

浦田

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