kassei

2015.06.08

OMA 重松さんの話を聞いてきました。

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こんにちは、企画担当の松下です。

今回は、6月6日に開催された「Designers of The Future」という

デザインカンファレンスに出席してきたい際のお話です。

お目当の方は、OMAのパートナーでありニューヨーク事務所の代表を務める重松象平さん!

正直OMAという組織については、非常に大きい規模の案件を手がけるイメージで、

どこまで参考になるのか少々不安を抱きつつ

既存の建築物をどのような観点から再生し、活かしていくのか?という点においては

空き家問題や廃校等の公共施設の利用へも応用が利くと思い出席してきました!

 

25_anacostia-crossing_navy-yard-walk_copyright-oma_olin

 

http://wired.jp/2014/10/25/elevated-park-washington-dc/#!/galleryimage_3]

さっそくですが、画像の解説は上のリンクにある内容なので詳細はそちらをご覧いただければと思いますが、

本来の用途とし使用期限が切れた橋(公共インフラ)を市民が集えるパブリックスペースとして再生させた事例の紹介がありました。

これは片持ち梁形式の橋を、真ん中でX字に組み合わせることで船の通り道を確保し、そのX文字型の下のスペースは屋根がかかるため

オープンカフェや演劇等のパフォーマンススペース、住民の憩いの場として利用したり

橋の端から滝を設置し、水質浄化に関する環境教育の機能を持たせているそうです。

18_anacostia-crossing_amphiteatre_copyright-oma_olin

肝心の「観点」の話をすると、その都市が抱える社会問題を起点にアプローチをしていくのかと考えていましたが、

思いの外「直感的な」アプローチを取っているように感じました。

敷地に合わせて立方体の模型を積み上げていくように、「これ面白くない?」といったノリのような感じに始まり、

始まる・・・にも関わらず、そのノリで決まった造形に対してあたかも最初から知ってたかのように、

「ここはこの形だから、こんな機能があるよね」、「ここがもう少し曲がってたら、クライアントがいってたあの条件にはまるね」など

当然、その場面はプロセスの一部だとは思いますが、感覚的な部分で非常に優れている印象をうけました。

結局「センスでした」では収穫がないので、一つだけ実感を述べるとプレゼンテーションの重要性が本当に凄いと感じました。

実は、この案件以外にスターウォーズで有名なジョージルカーカスがクライアントの案件で建てた

LUCAS MUSEUMのプレゼンテーション映像を見せていただいたのですが、

人サイズ程に作られた大きな模型に非常に質の高いCGによるイメージ映像、そしてクライアントの要望を満たすだけの

根拠を示すデータやトークが上手くミックスされていました。

どんなに良い企画や消費でも考えているだけでは実現しないように

お客様にきちんと説明すること、イメージを共有すること、共通言語を持つこと

こうしたコミュニケーションが前に進める力として大変重要なのだろうと思いました。

[LUCAS MUSEUM : http://www.lucasmuseum.org/museum-design.html]

普段とは違った学びの場で刺激になりました。

最後までお読みいただき有難うございました。

松下

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おまけ

以下の写真は会場に設置してあったTOYOTAのi-ROAD

現状の作りは非常にシンプルで内装はこれからの印象・・・。

物珍しさにただただ乗ってみたくなりました!

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